【polarewon CEO レウォンさん】大賞受賞者インタビュー

スタートアップJr.アワード2020の小学生部門において『漢字mission』というプレゼンテーションを披露し大賞を受賞、現在は中学生起業家として各メディアやイベントに登場して大活躍のレウォンさん(12歳)にインタビューしました。

株式会社 polarewon CEO レウォンさん(12)


■略歴

2010.2.25生まれ

2020.6.
『元素カルタ』を小学4年生で考案、開発、クラウドファンディングで商品化

2021.3.
『漢字mission』アイデア発表。スタートアップjr.アワード2020小学生部門で大賞受賞

2021.10
『い・い・や』
プレゼンテーションアワード2021 グランプリ受賞

2021.12.
『漢字mission』
NewsPicks U24メイクマネーで特別賞

2022.1.
植松電機UEラボで元素カルタ大会イベント

2022.2.22
(株)polarewon設立

Q.スタートアップJr.アワードにエントリーしたきっかけは?

当時は『元素カルタ』をつくった頃で、それを広めたいという「想い」から、いろんなところでプレゼンをするようになりました。そのうち、プレゼンすること、つまり人に伝えるということが楽しくなってきました。そこから子どもを対象にしたプレゼン大会のようなものがあれば出てみたいと考えていたところ、SNSでスタートアップJr.アワードを知り、エントリーすることにしました。

Q.プレゼンの資料をまとめる上で工夫した点は?

「初めてみた人でもわかりやすく、論理的かつシンプルに」ということを心がけました。『漢字mission』のプレゼンをまとめるにあたっての準備はめちゃくちゃして、これでもかというくらいに詰めました。

Q.本番でスピーチする上で気をつけた点などは?

「想い」や「ギミック」を大事にする、ということです。伝えたいことに対する「想い」や、自分で描いたイラストや効果音などのギミックを入れてオリジナリティを大事にしています。「想い」については、うまく喋ろうということではなく、自分が「想い」を込めたら、それが自然に言葉となって出てくるという感覚です。例えば「犬がかわいい」ということを伝えるにしても、ただ話すのと、かわいい犬を想像しながら話すのとでは伝わり方が違ってくるはずです。

Q.自信はありましたか?

準備をめちゃくちゃしたことに加え、前年度のファイナリストの動画もたくさん見て研究していたので、100%の力を発揮できればいけるはずだ、ということは思っていました。

Q,大賞を受賞してどんな変化があった?

いろんな人とのつながりが増えました。審査員の方とも、手作り名刺で名刺交換をして、今でもつながっている人もいます。

Q.エントリーを考えているみんなへのアドバイスなど

実は『漢字mission』でプレゼン資料をまとめる前に、一度、SDGsをテーマとしてプレゼン資料をつくり、うまくまとまったのですが、どこか自分ごととして捉えることができませんでした。それでは上手に話すことはできても、やはり本当にやりたいことでないと自分が「想う」という域にまでならないと感じました。結果的に『漢字mission』で大賞になったわけですが、親から言われてやる、学校から言われてやる、というようにやらされるのではなく、本当に自分がやりたい、楽しいと思えることやテーマがある人はぜひエントリーをしてみた方が良いのではないでしょうか。

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